詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


戀文

貴方へ手紙を認める
赫い 赫い その文字で

貴方へ手紙を認める
小指の先で 滲み文字

何度も 何度も
幾度も 幾度も

貴方へ手紙を認める

返事は來ぬと識りつつも
震える指先 抑えつつ

春夏龝冬認める
ひと月 ひと月認めた

應えは來ぬと識りつつも…

今宵の空は暗き闇

せめて燈を點そうと
震える文字を認める

『アナタヲ アイシテ オリマスル』

貴方へ手紙を認める
貴方へ手紙を認める
アナタヘ テガミヲ シタタメル
アナタ…ヘ…テガミ…ヲ…シタ…タ…メ…ル…

視界は歪み 意識は朦朧

貴方へ手紙を認める
震えも今は感じずに

貴方へ手紙を認める…

燈もそろそろ終る頃

呼吸もそろそろ止まる頃

アナタヲアイシテオリマスル……。




 
18/100