詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


夏の夕

生溫い風を運ぶ夕暮に
未だ暮れぬ空を
只…ボンヤリと眺める

夕立の涼しさを求めては
溫い風に微睡み
夏の匂いを感じた

移ろい逝く季節の中
人は何でその季節を想い出すのだろうか…

春 夏 龝 冬

その…移り逝く瞬きに
逆らう事も無く
共に生き 共に死す

その繰り返し繰り返されし齒車へ
何時かは飮み込まれて逝くと言うに!

蟬の聲は煩わしく
殊更 微睡みを誘い

私は大きく息をした

薄ボンヤリとした
夣への扉は
再び開かれる

そして私は

ソレに逆らう事無く眠るのだ

夏の夕暮と言う
生溫いリアルに抱-いだ-かれながら……。




 
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