詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


棘薔薇-いばら-

抱き締められらば傷みは無限
突き放されらば渇きは無限

どちらの苦しみ望むかと
問われたならば 殊更に

答えは自ずと感じらる

汝が戀しく體-み-は焦がれ
汝が愛しく朱-あけ-に暮れ

我は孤獨に抱-いだ-かるる…

そう…
所詮そんなモノ

答えは旣に出てるのだ!

棘薔薇-いばら-の棘-とげ-に包まれて
我は緋色と成りにける

愛しく戀しき汝故
我はそれすら受け入れん

汝の心が眠り就き
我を忘れしその儘の
哀しい現-うつつ-で有ろうとも

唯壹殘さるその棘薔薇
ソレが汝のその證し!

今宵も哀しく泣き暮れながら
毒を含みて愛そうぞ

我も棘を隱しつつ
祕っそり汝を抱き締めん

…針鼠の憂鬱が如く
そんな惟いも何時の日か

棘薔薇同士で溶かそうぞ?
或いは『觧かす』となるだろか?

愛しい 愛しい 汝への
惟いは今宵も不眠症

戀しい 戀しい 汝への
願いは毒がほくそ笑む……。




 
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