詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


魔法

何氣ない貴方の言葉は
私の心を溶かし

雁字搦めな感情を
不意に觧き觧ぐしてゆく

何とは無い言葉

その須くが
不眠より安眠へ
不安より安心へ

私を誘う-いざなう-

貴方に執って恐らくは
ソレは只の遊び言-あそびご-で

貴方に執って恐らくは
深い意味は無いのでしょう

それでもソレは
ソレはそれ

私に執っては溫かな
甘美な魔法に他成らぬ

夣の中でも現-うつつ-でも
惟うは貴方の事ばかり

雪の舞い散る寒い日も
櫻舞い散る麗らかも
風鈴の音-ね-の微睡みも
燃え盛る
赫の椛-もみじ-を見る日でさえも

惟うは貴方の事ばかり
願うは貴方の事ばかり

私は貴方を愛してる
愚かな程に愛してる

狂亂の
宴華やぐ此の席に
…我惟うは唯獨り
闇夜-やみよ-艷めく泡沫の
儚き現-うつつ-は美しく
我を嘲笑し逝く常

我を嘲笑し逝く
…常……。




 
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