詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


氷華

天を見上げらば
其處に映るは深遠の闇

微かに我が身を知らすのは
蒼白い…月

細く小刻みにする呼吸は
白い霧を產み

それは不意に
闇へ溶け逝く

私は刹那 兩の手で身體を抱き締める

それが何の意味を持つのかも…
知らぬ儘

蒼白い月は
尙も耀きを放ち…透明なヴェールがこの身を包む

私は何故かソレを
『アタタカイ』と感じたのだ

只…唯壹のモノで有る
その月を

私は此の上無く
『ウツクシイ』と想ったのだ

その丗界には
『私』と『蒼白い月』
そして『闇』のみが存在している

音も無く
何も無い

その丗界では
蒼白い月のみが『華』で有ると言える

只…
ソレだけの事なのだろう
只…
ソレのみのリアルで有ろう

そして

その月は『私』を映している…

然りとて
ソレが何故なのか

私は知らない……。




 
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