詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


針音-シンオン-

微睡みの中 瞳を開けると
ソコには僞りの不變が狂笑-ホホエ-む

邊りは…
靜まり返るセピアと化し

私はナニカを探した

カチコチ カチコチ…
カチコチ カチ コチ…

ソレはナニカを刻む

シンッ…とした微睡みの奧に
…ソレは密み

私はソレを探すのだ

カチコチ カチコチ…
カチコチ カチ コチ…

音は…有る
姿は…無い

カチコチ カチコチ
カチコチ カチコチ
カチコチ カチコチ
カチコチ カチ…

不意にソノ音は止んだ

そして私は…狂笑-ワラ-った

嗚呼ー
コレだったのだ!

嗚呼ー
ソレだったのだ!

そう…氣が付かば
『私』がソウだったのだ!

只…ソレだけの事
唯…コレだけの事

ナニも無いのだ
有る筈も無い

ナニカが有ったら成立シ無い

そう…
ソレだけの事

そう…
コレだけの事

邊りは再び繰り返される

私が『私』で有ろうとも
『私』が私で有ろうとも

そんな事は意味が無い
そんな事は愚の骨頂

そしてワタシは瞳を閇じる

微睡みの中へと戾る爲
無意味なソレを消すが故

さぁ…
始まりの瞬-トキ-が來る

終わりを知らぬその宴
孰も知り得ぬその舞臺

ワタシは幽かに微笑んだ

ワタシは…
僅かに…

狂笑-ホホエ-ん だ……。




 
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