詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


叫び

不意に我が身は震え出し
不意に我が身は泣き崩れ

我は狂氣に抱-イダ-かれる

汝の溫もり遠かりて
我は獨り凍え逝く

夣を最後に觀た瞬-トキ-は
遙か昔に成りにけり…

月の灮も蒼き頃

汝の胸に抱-イダ-かれて
我は深く眠り就き

汝の聲を聶にして
我は不意に目を醒ます

そんな優しき悠久は
遙か昔の物語

…もう戾れはせぬモノか

2度と更なる過ちは
せぬと誓いを立て樣と

ソレは叶わぬモノなのか…

汝が要らぬと言うのなら
我は消えて無くなろう

汝が要らぬと想うなら
我は2度とは目醒めずに

闇の茵と成りにける

愛しております永久-トコシエ-に
愛しております愚かしく

故に要らぬと言うのなら
どうかその手でひと息に

我を無へと還えし給う

…涸れた筈の我が雫
何故に視界を歪ませる?

汝戀しき我が心
狂い逝くのは宿痾かな

汝愛しき我が胷は
叫びの聲すら闇に消ゆ

汝は我を忘れ去り
我は汝を想い出す

それが泡沫 宿命-サダメ-なら

我は闇に消え逝かん

最後に觀るのは瞬きの
哀しき夢のその印-シルシ-……。




 
62/100