詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


狹閒

貴方は包み込み
無力さに瞼を伏せる

貴方は總てを抱き-イダキ-
己が手を見据え
そっと齒嚙みする

變えられぬ哀しみと
混沌の今

そして…

變わり逝く未來へ
貴方は兩の手を廣げ
天を仰ぐ

失われし魂は 今
貴方の‘哀’で淨化され

‘始まりの閨’へと誘われ-イザナワレ-また

…眠り就かん

貴方は瞳を天へ向け
その先に有る‘安らぎの扉’を見据え…

獨り 見えない雫を降らすのか

私はそんな貴方を見つめ…

私はそんな貴方に泪笑-ホホエミ-を造る

それが私に出來る
唯壹の動作-コト-

貴方は先へ逝く
遙か彼方へ

貴方は進む
それは决められし宿痾-サダメ-

私は追う
人知れず

私は進む
それは…私の宿痾-シュクア-

貴方が進むなら
私は從う

貴方が眠るなら
私は衣

狹閒の極寒に
もしも貴方が震えるのなら

私は貴方の羽根に成り
そうっと貴方を抱き締めん

それが…

私に出來る
唯壹の動作-コト-

それが…

私に出來る
唯壹の‘愛’

貴方の‘哀’を包み込み
私は‘哀’を愛する宿痾-シュクア-

幸せな時は忘れれば良い…

私がソコに有る事を
私が‘有’に有る事を

そして何時か…
私の羽根で安らいで

再び飛び立つのだろう

その羽根が朱に染まるのは知らずに…

それで良いのだ


今は…
唯壹の

‘狹閒’

なのだから……。




 
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