詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


今は亡き君へ

君と初めて逢ったのは
寒さの緩む3月10日
生まれて2箇月半の君
まるで姿は縫いぐるみ
 
私は君が愛しくて
壹杯抱っこをしたものだ
 
甘えん坊の君はまた
それに安堵の表情で
私の顏を嘗めていた
 
バイアイの瞳がクルクルと
可愛い君の愛らしさ
 
惡戲っ仔の君はまた
顏に似合わずし放題
大きな聲で叱っても
3秒後には素知らぬ樣で
人懷っこい甘えん坊

そんな君が好きだった

夏の嫌いな君はまた
私とクーラー取り合って
私が席を外したならば
透かさずその塲で橫に成り
私がどんなに搖すっても
知らん振りして溜め息1つ

だから私も負けじと更に
君のお腹を枕とす

甘えん坊の大きな君と
甘えん坊の私とは
何だかどちらが年上か
觧ら無い儘過ごしたね

『私より先に死なないで』
そんな無謀な我が儘を
聞いて君は困り顏

人の言葉の良く判る
君は利口な存在で

早く別れが來る事を
何とは無しに知っていた
私はソレが怖かった…

櫻が好きな君はまた
櫻の花微薇パクパクと
食べては何處か得意げに
櫻竝木を悠々闊歩
そんな君が自慢な私は
君の姿をカメラでパシャリ!

今でも君を愛してる

壹瞬で逝った君だから
きっと苦しみせぬ儘に
天へ還って今はまた
好きな笹身を頬張って
ご機嫌顏でいるかしら?

愛しい 愛しい 君の事
今でも私は憶えているよ

君は私を憶えてる?

今度再び逢ったなら
櫻竝木のその下で
ハーブティでも啜っては
共に櫻を眺めよう


愛しい 愛しい 君とまた
何時か逢うを願いつつ

私は時を刻みはすれど
矢張り時には淋しさ募り
君の毛皮が戀しくて

溜め息1つ吐いている…

天-そちら-の居心地どうですか?

たまには夣でも語り合おう

君の連絡待ってます……。





 
8/100