詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


殘無

扉を閇じて
瞳も閇じる

私は獨り
總てを棄てる

貴方も 貴女も
アナタも あなたも

壹切合切棄てるのだ

さすれば私は樂に成り
さすれば私は救われる

私は總てを棄てたのだ…

ノックの音は聞こえない
叫ぶあの娘-こ-も聞こえない

私は總てを棄てたのだ
私は總てを棄てたのだ

孰も私を必要とせず
孰も私を愛しはしない

だから私も棄てたのだ
だから私も棄てたのだ

あなたも アナタも
貴女も 貴方も

最初に棄てたのは私ではない
最初に消えたのは私ではない

だから私も棄てたのだ
だから私も棄てたのだ

大地も天も何もない
美しき丗界の茵の奧に

戾る事すら今はまた
…赦されもしない我が身故

だから私は棄てたのだ
だから私は棄てたのだ

愛され方を忘れても
愛し方は臆えてる

愚かなまでに臆えてる
こんな閒拔けを棄てるのだ

私は總てを棄てたのだ
私は總てを棄てるのだ

孰も私を臆えていない
こんな哀しき現なら

必要などは無い故に

だから私は棄てたのだ
だから…私…を…棄て…た…の…だ

闇の茵で待ちつつに……。




 
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