詩の空閒✡永久請悲…無限✡Vol.1


夣幻

呼吸を壹つ
瞳を閇じて

暗闇の中
貴方を惟う

それは酷く肌寒く
それは何故か殊更に

暗闇の閨に安堵する

何故-ナゼ-此處に?
何故-ナゼ-獨り?

何故-ナゼ-何處に?
何故-ナゼ-いない…

月明かりが消える頃
私の總ても消え去るだろう

櫻舞い散るその頃は
獨り呼吸も忘れつつ

貴方の夣でも觀ていよう

さてさて貴方は變わらずに
その儘ソコにいるでしょう

私の溫度が無い事に
氣付く事すら無い儘に

貴方の溫もり忘れずに
私は深く眠りましょう

深く 深く 眠りましょう
貴方の聲も屆かぬ程に

貴方が嘆くそれ程に
永久-トワ-の茵のその奧に

貴方が狂亂忘れぬ樣に

貴方がワタシを刻むよに

私は纔かに微笑んで
そんな夣でも觀ていよう……。




 
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